書誌・出版史・書物メディア史のシリーズ * 文圃文献類従 68 *
満鉄調査部から国会図書館へ
―調査屋流転
編・解説―小林 昌樹 【全一・別巻】[復刻版]
満鉄調査部における実務経験を活かし、国立国会図書館「調査及び立法考査局」業務を創始した人物の自叙伝。
国立国会図書館の正史から抹殺された存在の外郭団体・春秋会の疑獄事件についても記述され、図書館史としても欠かせない。
戦前から現在まで続く調査、レファレンス・サービスの歴史が占領期から戦後にかけてどのように変容・再編成されていったのか。
正史に記述されない「国立中央図書館」の歴史、実態史、裏面史を知る
第一巻(212頁)
・枝吉勇『調査屋流転』(文化社、1981年)
別巻(284頁)
ISBN 978-4-909680-28-0(別巻のみ分売可11,000円)
・『国立国会図書館職員一覧(昭和24年12月10日現在)』(国立国会図書館)
・『国立国会図書館職員名簿(昭和25年12月15日現在)』(同上)
・『国立国会図書館職員名簿(昭和34年12月15日現在)』(同上)
・『国立国会図書館職員名簿(昭和36年10月25日現在)』(同上)
・『国立国会図書館友の会会員名簿(昭和30年12月1日現在)』(国立国会図書館友の会)
・岩淵兵七郎「或るリベラリストの死」(『心―総合文化誌』1973年9月号)
*解説・「詳細年譜」・「著作年譜」・「枝吉勇についての人物文献」・「「調査屋流転」正誤表」・総目次
編・解説―小林 昌樹(国立国会図書館)
造 本―A5判 糸上製函/並製(別巻のみ)・総496頁
刊 期―2019年4月
揃 価―24,000円(別巻のみ分売可)ISBN 978-4-909680-27-3