『京城放送局(JODK)ラジオプログラム集成』
全3巻・別巻・別冊
編集・解題―金志善
『京城日報』掲載のラジオ番組編成表をもとに集成した
ラジオプログラム集。
日本の植民地朝鮮支配がラジオ放送の体制・運営にどのように関わっていたのか?
放送内容はどのようなもので、当時の文化をどのように変化させていたのか?
在朝鮮日本人と朝鮮人の関係性の構図をどのように規定していたのか?
戦時期におけるラジオ放送はどのような役割を果たしたのか?
【第一回配本】2023年8月
配本揃価42,000円(別冊含む)ISBN978-4-910998-14-5
(別冊のみの分売可:8,000円 ISBN978-4-910998-12-1)
第一巻(334頁)プログラム集成:1925年~30年
第二巻(252頁)プログラム集成:1931年~32年
別冊(298頁)論文集※タイトル等詳細は下記を参照
【第二回配本】2024年2月
配本揃価36,000円(別巻含む) ISBN978-4-910998-15-2
(別巻のみの分売可:18,000円 ISBN978-4-910998-13-8)
第三巻(308頁)プログラム集成:1933年~34年
別巻(資料集)(234頁)
解題、総目次、〈朝鮮放送協会資料〉を収録。
〈朝鮮放送協会資料〉
・「社団法人朝鮮放送協会定款」(京城放送局、〔1930年〕)
・「社団法人朝鮮放送協会役員」(京城放送局、〔1930年〕)
・「京城放送局新放送所局舎平面図」(京城放送局、〔1930年〕)
・『昭和四年度事業会計報告書』(京城放送局、〔1930年〕)
・『昭和七年度報告書』(朝鮮放送協会、1933年6月)
・『昭和九年度報告書』(朝鮮放送協会、1935年6月)
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編集・解題―金志善(東京大学)
造 本―B5判 並製・総1,426頁(別巻・別冊はA5判)
価 格―78,000円(分売可:別巻18,000円、別冊 8,000円※下記参照)
『京城放送局(JODK)ラジオプログラム集成』別冊
『植民地朝鮮のラジオ放送
―近代マスメディアとしての京城放送局(JODK)』
編著―金志善・三ツ井崇
植民地朝鮮の京城放送局(JODK)ラジオ放送を対象に歴史学、社会学、文学、言語学、音楽学、人類学の各側面から、植民地統治におけるラジオ放送の機能と特性について様々な論点を提示。
収録論文一覧
三ツ井崇「植民地期朝鮮のラジオ放送の性格をめぐって─総論にかえて─」
李相吉(森山博章訳)「京城放送局初期における朝鮮語芸能番組の制作と編成」
徐在吉(津川泉訳)「植民地期二重放送とダイグロシア」
朴用圭(岡部柊太訳)「植民地下ラジオ放送の音楽プログラムに関する研究―1930 年代を中心に―」
厳玹燮(金廣植訳)「近代京城放送局と女性アナウンサーにおける声の文化の創出」
姜恵卿(中野耕太訳)「植民地朝鮮におけるラジオ放送を通じた統制と動員」
上田崇仁「マスメディアの中の日本語教育―ラジオ放送と新聞連載講座―」
マイケル・ロビンソン(中野耕太訳)「植民地朝鮮における放送、文化的ヘゲモニー、植民地近代性、1924~1945 年」
金志善「京城放送局(JODK)音楽番組における音楽のトランスカルチュレーション」
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編著者―金志善・三ツ井崇(ともに東京大学)
造 本―A5判 並製
価 格―8,000円(別冊のみ分売の場合)