*文圃文献類従 55*
明治期書店文書
―信州・高美書店の近代(出版流通メディア資料集成(五))
編・解題……和田 敦彦・柿本 真代・河内 聡子・新藤 雄介・
田中 祐介・中野 綾子・西尾 泰貴・森山 祐子
書籍や雑誌、そして新聞といった書物を販売、流通させる機関が
どのように成立し、変化してきたのか?
書物が読者に届く流れが近世から近代にかけて
どう引き継がれ、断絶し、広がり、変化していくのか?
出版社や書店の近代における変化は、
何より書物の販売領域の拡大・広域化と、
そこで流れる書物の速度・量の急増に特徴付けられる。
本書は、高美書店(長野県松本市)に残された
明治期の書物取引に関連する資料を分類し集成。
書物と読者とのつながりがいかに生まれ、変化してきたか。
書物を通していったい彼らが何と何を結びつけたのか。
結びつけた地域や人々に、何をもたらし、それらをどう変えていったのか。
【第一回配本】2017年 4月刊 978-4-907236-66-3
一巻 406 頁
*総論
Ⅰ 『公私雑録』
*解題
二巻 444 頁
Ⅱ 『各地来場書止控』
Ⅲ 大取次関連文書
Ⅳ 有縁書店(東京)関連文書
*「来信状目録」(17頁)
*解題
【第二回配本】2017年 10月刊 978-4-907236-67-0
三巻 360 頁
Ⅴ 博文館関連文書
Ⅵ 出版社(東京)関連文書
Ⅶ 長野県内書籍取引関連文書
*解題
四巻 230 頁
Ⅷ 高美書店関連雑件
*解題
【第三回配本】2018 年 4月刊 978-4-907236-68-7
五巻 310頁
Ⅸ 教科書販売契約関連文書
六巻 約300頁
Ⅸ 教科書販売契約関連文書
*収録順資料目録 (約12頁)
*解題
編・解題ー 和田 敦彦・柿本 真代・河内 聡子・新藤 雄介・
田中 祐介・中野 綾子・西尾 泰貴・森山 祐子
造 本ー A5 判・上製函・総約 2,100 頁
揃 価ー 132,000 円(各巻 22,000 円)