2024年12月刊行予定〈予約受付中〉

「若い根っこ」の生活記録

―高度成長期の勤労青年サークル

【雑誌編】全九巻・別冊

編・解題―阪本博志

資料提供―若い根っこの会

 推薦―藤井淑禎/福間良明


高度成長期当時、都市に流入した勤労青年たちによって、数多くのサークルがつくられた。

そのなかで会員数3万2000人を擁し最大規模を誇ったのが、加藤日出男(1929~2019)が結成し終生会長を務めた、「若い根っこの会」である。

 

『「若い根っこ」の生活記録―高度成長期の勤労青年サークル』では、

①〈単行本編〉として、入手困難で図書館の所蔵も限られている加藤の初期著作を精選復刻

会の沿革やその模様を知ることができるのみならず、未組織の勤労青年たちの生活や活動を記録したものとしても貴重。

 

②〈雑誌編〉では、1960年代前半の同会機関誌『若い根っこ』を復刻

所蔵する機関(図書館・研究所)のない同誌は、同会を知ることにとどまらず、高度成長期の勤労青年を知るうえできわめて重要な文献。

 

 

高度成長期の青年サークルの一級資料であることはむろん、

勤労青年ひいては高度成長期を探究するうえで不可欠の文献資料。


【雑誌編】

第一回配本(2024年12月)42,000円 ISBN978-4-86814-000-9

第一巻(354頁)

『若い根っこ 青春手帖』〔2号、4号〕(若い根っこの会、1960年7~9月)

『若い根っこ』〔8号〕(若い根っこの会、1961年1月)〔1、3、5~7、9、10号は欠号〕

第二巻(314頁)

『若い根っこ』11~14号(若い根っこの会、1961年4~7月)〔13号は欠号〕

別冊

*解題、単行本編・雑誌編総目次 

 

第二回配本(2025年5月)42,000円 ISBN978-4-86814-001-6

第三巻(約302頁)

『『若い根っこ』15~17号(若い根っこの会、1961年8~10月)〔18号は欠号〕

第四巻(約366頁)

『若い根っこ』19~21号(若い根っこの会、1961年12月~1962年2月)

 

第三回配本(2025年11月)63,000円 ISBN978-4-86814-002-3

第五巻(276頁)

『若い根っこ』22~23号(若い根っこの会、1962年3~4月)

第六巻(332頁)

『若い根っこ』24~25号(若い根っこの会、1962年5~6月)

第七巻(406頁)

『若い根っこ』26~27号(若い根っこの会、1962年7~8月)

 

第四回配本(2026年5月)52,000円 ISBN978-4-86814-003-0

第八巻(276頁)

『若い根っこ』28~29号(若い根っこの会、1962年9~10月)

第九巻(332頁)

『若い根っこ』30~31号(若い根っこの会、1962年11~12月)

 

【単行本編】の詳細はこちら


【雑誌編】

編・解題―阪本博志

資料提供―若い根っこの会 

 

造本―全9巻+別冊、A5判、並製、総約3,332頁

揃価―199,000円(配本毎分売可)