【書物史誌コレクション2】  中野綾子 推薦/復刻版

日本陸軍『各部隊文庫図書目録』―帝国軍隊の読書装置  全1巻


 

 軍隊内では、一体どのような書物が読まれていたのだろうか。

 

「各部隊文庫図書目録」に付随して、「文庫規則抜翠」や「各部隊備付図書回覧規定抜翠」が含まれており、将校を中心に学術研究や教育のために閲覧・貸出がおこなわれていたこと、さらに図書の閲覧や貸出方法が確認できる。

 

目録は、「軍事」や「戦史」、「普通」「伝記」「教養」など項目ごとに分かれて記載。

 

近代日本における軍隊と読書の関係を明らかにするための格好の資料。

 


 

全一巻(A5、約130頁)

 ●『各部、隊文庫図書目録』〔1910年頃〕
 ●「文庫規則抜粋/各部隊文庫備付図書回覧規定抜翠/宇都宮連隊区司令部文庫事務細則抜翠」
  (1910年3月7日)
 ●「佐倉連隊区司令部文庫規定摘要/佐倉連隊区司令部文庫図書目録」(『明治四十三年耒翰並
  要書綴』(1910年)所収)

 


推薦―中野綾子

造本―A5並製、総約130p

価格―8,000円+税 ISBN978-4-909680-55-6


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『日本陸軍『各部隊文庫図書目録』―帝国軍隊の読書装置』内容見本
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