【図書館学遺産セレクション 1】 編・解題―新藤 透
図書の選択と整理法
―満洲国における彌吉光長
【全一・別巻】
日本人によって書かれた初の
「図書選択論(選書論)」単行本=一巻
「図書選択論(選書論)」を主題とした初の翻訳書=別巻
とを併せて刊行。
戦前期「図書選択論(選書論)」の内実に分け入る。
レガシーとして集積された図書郡。
良きにつけあしきにつけ継承することこそが
わたしたちの手持ち資産の幅を広げ、
単線的に描かれてきた図書館の歴史を複線化する手立てとなる。
第一巻(248頁)
彌吉光長『図書の選択と整理法』東方国民文第21篇(満日文化協会、1940年)
別巻(86頁)ISBN 978-4-909680-30-3(別巻のみ分売可3,000円)
『通俗図書館図書選択法』(山口県中央図書館、1937年3月20日)
*解題・刊行のことば・総目次