-戦時占領期出版関係 史料集 4-[編集復刻版] 大久保久雄 福島鑄郎 監修
◇ 1巻…『出版文化』1~4号 →『書店文化』1~47号
1930年代後半の日中戦争以降の戦時好景気にわく、書籍業(出版・取次・小売)の経済的な状況を鳥瞰する月刊の新聞体裁資料。
◇ 2巻…『全国書籍業組合員名簿 昭和13年1月現在』
戦前の書籍業がほぼピークに達した1938年の業態・地域(旧植民地を含む)を網羅している。
「名簿」という基本データを読みこむことからみえる再販制度以前の意外なほど多種多様な書籍業の実態、出版新体制による統廃合以前の活発さ。
●監修―大久保 久雄・福島 鑄郎
●解題―戸家 誠(出版流通史研究)、附録資料=『書店文化』総目次
●B5・A5判・函・クロス・糸製本/全2巻/総750頁/各22,000円
●2004年発行/ISBN4‐907789‐01‐22-X