日本植民地時代における児童文化の状況を
日本本土と台湾外地との相互関係の中から明らかにする。
『台湾子供世界』:1917年4月発刊、植民地台湾で出版された初めての子ども向けの雑誌
『台湾少年界』:1931年12月発刊、台湾人(本島人)による初めての子ども向けの雑誌
日本統治下の台湾における児童文化・文学に関する先行研究は皆無に等しい状態である。
その歴史資料を発掘し、児童文化運動の全体像をつかむ。
1934年「函館大火」後、内地・外地より寄贈された「罹災児童同情図書」。
九十年弱の時を経、「罹災児童同情図書」より精選した雑誌を
児童文化史の共有財産として、贈る。
【第一回配本】2020年1月 ISBN 978-4-909680-65-5 揃価22,000円
第一冊(88頁)『台湾子供世界』10巻5号(台湾子供世界社、1925年9月7日)
第二冊(80頁)『台湾子供世界』11巻2号(台湾子供世界社、1926年2月27日)
第三冊(64頁)『台湾少年界』1号(台湾健児社、1931年12月6日)
別冊(30頁) 解題・総目次 ISBN
978-4-909680-56-3 ※別冊のみ分売可1,000円
【第二回配本】2020年7月 ISBN 978-4-909680-66-2 揃価18,000円
第四冊(72頁)『台湾少年界』2号(台湾健児社、1932年1月6日)
第五冊(72頁)『台湾少年界』3号(台湾健児社、1932年2月6日)
第六冊(68頁)『台湾少年界』4号(台湾健児社、1932年3月13日)
編・解題―横田 由紀子(札幌大谷大学短期大学部)
推 薦―河原 功/游珮芸
造 本―A5判 並製・総474頁
揃 価―40,000円(配本毎分売可)
資料提供―函館市中央図書館