* 文圃文献類従 37 *
戦前期「外地」図書館資料集
―満洲編 【全十巻・別冊】
戦前期「外地」図書館に関する
資料面での本格的基盤整備。
敗戦を迎えるまでの間に現地において、
敗戦後の現地における抑留や留用において、
引揚げ後のこの列島「日本」において、
すべての意半ばにして命を永らえられなかった図書館員、
そして図書館に捧げる資料集。
本シリーズの特徴……
† 戦前の外地図書館と、日本近代図書館の関係連鎖を考察する際の基本参考資料。
樺太、北京、上海、満洲、朝鮮、台湾、沖縄の七つの空間地域より構成。
† 戦前期に日本国外において日本の支配下にあった地域や、
日本による強い影響のもとにあった地域の図書館や、
図書室・資料室が刊行した資料を集成。
活動や業務内容を伝える要覧・報告書、館報、年史、
特定の主題目録などにより
戦前期「外地」図書館の活動を総体として把握することが可能となる。
† 戦後、日本の図書館が出発するに際し、
この外地において展開された活動が館界において、
どのような役割を果たしたのだろうか?
図書館、メディア、社会・文化史において、
これまで詳細に検討されなかった課題を明らかにする。
編 集ー金沢文圃閣編集部
造 本ーA5上製函/並製(別冊のみ) 総約3,500頁
価 格ー全巻揃価218,000円(配本毎分売可)
【第一回配本】2023年1月 40,800円 ISBN978-4-910363-90-5
一巻(464頁)【一 満鉄図書館】
二巻(440頁)【一 満鉄図書館】
【第二回配本】2023年7月 50,000円 ISBN978-4-910363-91-2
三巻(192頁)【一 満鉄図書館】
四巻(336頁)【一 満鉄図書館】
別冊(別冊のみ分売可:ISBN978-4-910363-94-3、15,000円)
*総目次細目、索引
〈追加資料〉『満洲文化を語る』(水野梅暁著、 支那時報社、1935年)
【第三回配本】2024年1月 42,000円 ISBN978-4-910363-92-9
五巻(360頁)【一 満鉄図書館】
六巻(344頁)【二 関東州・満洲国】
・『満洲国立図書館の保有せる文化的史料とその価値』(水野梅暁、1933年)
・『新京資料室要覧』(新京資料室聯合会、1940年)
・『新刊図書案内』1~34号 (満洲国公立開原図書館、1937年12月~41年12月)
【第四回配本】2024年7月 40,000円 ISBN978-4-910363-93-6
七巻(328頁)【二 関東州・満洲国】
・『奉天省図書館聯合研究会年報』 第1輯(奉天省図書館聯合研究会、1940年)
・『雁信』2号(1956年)
・『雁信』3号(満州国立中央図書館籌備処雁信編集部、1990年)
八巻(約288頁)【三 図書館要覧・展示目録・図書館一覧】
・図書館要覧(関東庁図書館、1930年11月)
・哈爾浜鉄路図書館要覧(哈爾浜鉄路図書館、1937年)
・図書部要覧(間島省延吉街厚生館、1942年)
・熱河文献展覧会陳列目録 (奉天図書館 、1933年)
・国立奉天図書館特別陳列目録 (国立奉天図書館、1937年)
・第三十一回日本圖書館大會記念展觀資料目録(満鉄奉天図書館、1937年)
・小村侯文献展覧会陳列目録(小村侯記念図書館、1938年)
・満洲史文献展覧会目録(満鉄奉天図書館、1940年)
・北方文献懇談会展示図書目録(岡河栄蔵、満鉄哈爾濱図書館、1943年)
・熱河文献展覧会陳列目録 (奉天図書館 、1933年)
・図書館一覧表(南満洲鉄道)
・関東庁博物館附属図書館一覧表(関東庁博物館附属図書館、1928年)
・図書館一覧表(南満州鉄道、1937年6月)
【第五回配本】2025年1月 45,200円 ISBN978-4-910998-01-5
九巻(360頁)【四 児童図書館関係】
・『児童文集読書及図書館』(伏見臺兒童圖書館・永野善三郎編、満鉄図書館業務研究会、1936年)
十巻(362頁)【四 児童図書館関係】
・『兒童圖書室經營の理論と實際(『研究要報』9輯)』(兒童讀物研究會、南満洲鉄道教育研究所、1936年)
・「兒童圖書室經營の實際と兒童讀物に關する諸調査」(『研究要報』12輯)(兒童讀物研究會 南満洲鉄道教育研究所、 1937年)
・『読書週間応募小学児童作文集』(奉天市公立八幡町図書館、1938年)