* 文圃文献類従 74* 神谷昌史編・解題/復刻版
『東亜新報』がどのような新聞で、どのような人物達が作り上げていたのかをいきいきと浮かび上がらせる記録であり、日本占領下華北のジャーナリスト達の姿を今に伝えるドキュメント。
『東亜新報』は日本国内の研究機関・図書館での所蔵が非常に少なく、まとまった形で閲覧することが困難である。同紙は戦時下の中国で刊行されていたため、日本の古書店等で入手できる機会も稀である。そのため研究は立ち遅れており、研究書等で言及されている場合も紙面に当たっていることは多くない。
とりわけ本書に収録した3冊は同紙を知るうえでの基礎的資料であり、入手が困難となっている3冊を今回復刻した意義は大きい。
「外地」や「北支」の一側面、そこで発行されていた日本語新聞をとりまく状況、戦時下のジャーナリスト達の様相、などを今に知らしめる資料。
【第一回配本】2019年11月 ISBN:978-4-909680-59-4 揃価32,000円
第一巻(B6、約220頁)
『東亜新報おぼえがき―戦中・華北の新聞記者の記録』(東亜会、1984年)
別巻一(A5、約200頁、別巻一のみ分売可15,000円 ISBN:978-4-909680-61-7)
冷夢庵『我が生涯』(高木冨五郎、1963年)・解題、総目次
【第二回配本】2020年5月 揃価18,000円
第二巻(B6、約180頁、ISBN:978-4-909680-60-0)
『新聞人・徳光衣城』(東亜会有志、1969年)
別巻二(56頁、別巻二のみ分売可2,000円 ISBN:978-4-909680-71-6)
「『東亜新報』「論説」題目一覧(1939年7月3日-1945年8月17日)」
※第二回配本ISBNにつきまして
ISBN:978-4-909680-60-0は、本来なら第二回配本全体につくところ、
別巻二が第二巻刊行後にできましたため、第二巻にのみ対応となっております。
第二巻・別冊二を揃いでお求めの場合は、お手数ですがISBN:978-4-909680-60-0(第二巻)と
ISBN:978-4-909680-71-6(別巻二)を併記の上ご注文下さい。
なお、別巻二の分売は可能ですが、第二巻のみの販売は行っておりませんのでご了承ください。