純文学雑誌にとどまらない〈北京唯一の文芸雑誌〉
戦時期五年間の遺された軌跡。
日中戦争期に北京で発行されていた文芸雑誌である。1939年4月から1944年9月まで18冊の刊行が確認されている。北京で唯一の日本語による文芸雑誌であり、「北支在住の日本人」による「大陸文学建設」を目指し、現地大陸に題材を採れるものを掲載していた。
【第一回配本】2021年8月 ISBN978-4-910363-37-0 配本揃価35,000円
一巻(360頁)……『燕京文学』1~4号(燕京文学社、1939年4~8月)
二巻(346頁)……『燕京文学』6~8号〔5号欠〕(同、1940年1月~1941年5月)
別冊(26頁)ISBN978-4-910363-39-4(別冊のみ1,000円)
……解題・総目次・著者名索引・各号発行年月一覧表
【第二回配本】2022年2月 ISBN978-4-910363-38-7 配本揃価30,000円
三巻(330頁)……『燕京文学』9~13号(同、1941年9月~1943年3月)
四巻(248頁)……『燕京文学』14~18号〔15号欠〕(同、1943年6月~1944年9月)
監修・解題―戸塚 麻子(常葉大学)
造 本―A5判 並製・総1,314頁
揃 価―65,000円(別冊のみ分売可1,000円)